地震の基礎知識- 地震は何故起きる?
地球の表面は十数枚の"プレート"と呼ばれる岩盤で覆われています。 このプレートが年に数cm~10数cm程度の速度で平行に移動しながら、ぶつかりあっ たり潜り込んだりしています。 それで生じるひずみが、限界に達し、急に元に戻ろうとして大きな衝撃を起こして発生するものです。 日本列島は、太平洋プレート、北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4枚のプレートの境目の上に位置しています。 プレートが4枚もあり、歪みをため込んでいる日本は、必然的に地震の発生率が高くなるというということになります

1.海側のプレートが陸のプレートの下に沈み込みます。

2.陸側のプレートが引きずり込まれて、少しずつ歪みが蓄積する。

3.歪みが限界に達して跳ね上がり地震が発生する。
■ マグニチュードと震度
マグニチュードとは、地震のエネルギーの規模をあらわす単位で、 地震そのものの大きさを表します。
震度とは、地震の際のそれぞれの場所の揺れの強さを表します。
各地でどう揺れるかは震源からの距離や地盤の状態などによってことなります。
マグニチュードと震度の関係を、電球の明るさに例えてみると・・・
ワット数を地震の大きさ(マグニチュード)、明るさを震度と考えてみます。
電球からの距離が同じでも50Wの電球と100Wの電球では100Wの方が明るく感じます。
また、同じワット数の電球からの光でも、電球から近い所にいると明るく感じますが 電球からの距離が遠くなればなるほど、暗く感じます。
一般的にはこのように、マグニチュードの同じ地震であっても、震源から遠ければ震度は小さく、 震源が近ければ震度は大きくなります。 また、それぞれの土地の地盤や地質の違いによっても、震度の大きさは左右されます。
■ 東南海地震とは?

駿河湾から四国沖の海底に駿河・南海トラフと呼ばれる海溝があり、これと接するようにユーラシアプレートとフィリピンプレートの境界があります。
このエリアでは過去に東海地震、東南海地震、南海地震が発生しています。
これらの地震はほぼ100年~150年の周期で、ほぼ同じ場所で同じ規模で起きています。
東南海地震が昭和19年に、南海地震が昭和21年にそれぞれ発生しています。
前回の南海地震では放出されたエネルギー量が小さく、十分に発散されていないと考えられています。
そのため、次に起こりうる地震は従来の間隔より早いと推測されています。
また、駿河湾一帯では、1854年の安政東海地震以来150年以上も大地震が発生していません。
その事からも、近い将来この地域で大地震が起こる可能性が高いと考えられています。


