ビル・マンション等の耐震性
ビル・マンション等のコンクリート建造物の骨組みはコンクリートと鉄筋(鉄骨)から形成されています。 建物の耐震性は建築基準法によって規定されています。
建築基準法では、震度6弱の中規模地震で壊れず、6強以上の大規模地震で倒壊など が起きないよう耐震基準が定められており、構造計算の結果、柱の太さや鉄筋の数が 決められます。
■構造計算
構造計算とは?
構造計算とは、建築物が自重や、外からかかる力(重力、雨、風、雪、地震等)に耐えられるかどうかを計算する事。
鉄筋コンクリートの特徴
コンクリートには「押さえられる力(圧縮力)」には強く、「引っ張られる力(引張力)」には弱いという特徴があります。
反対に、鉄筋は引っ張られる力に対して強いが、空気中の酸素等の影響で錆びが発生し強度が低下するという特徴があります。 そこでアルカリ性であるコンクリートの中に鉄筋を入れ錆びの発生を抑え、引っ張られる力に強い鉄筋を入れる事によりコンクリートの弱点である引っ張られる力に弱いという短所を補っています。
※コンクリートとは?
コンクリートはセメントと骨材(砂・砂利・石・セメント)、水を混ぜ固めたもので それぞれの配合具合でさまざまな強度のコンクリートを作る事が可能です。 コンクリートの強度は骨材に問題がなければ水とセメント比の割合で決まってきます。
コンクリート建造物の劣化
コンクリート建造物は耐久性・耐震性・耐火性に優れていますが、築年数が経過すると様々な要因で劣化し強度が保たれなくなってきます。
コンクリート建造物の劣化の要因としては
1.空気中の二酸化炭素や酸性雨等によって鉄筋を保護しているコンクリートが中性化され中の鉄筋が腐食する。
2.コンクリート中のセメントや砂、砂利に含まれるアルカリ性物質と反応し膨張しひび割れや剥離等が起こる。 等が考えられています。
