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グラウト工事(無収縮モルタル注入)の施工手順

1. スパイラル筋の取付完了
- 既存躯体と増設、新設壁のアンカー筋周辺の接合部分にスパイラル筋を設置する。

2. 型枠の取付
- 型枠は、グラウト材が漏出しないように組み立てる。
- 型枠は、グラウト材の圧入圧に対して十分に抵抗できる剛性をもち、かつグラウト材の膨張圧を適切に拘束できるものとする。

3. グラウト材の調合
- グラウト材は原則として、プレミックスタイプの無収縮モルタルとする。 圧縮強度は補強部材コンクリートの設計基準強度を下まわらず、かつ構造用モルタルの設計基準強度以上とする。
- 練混ぜ水は、油、塩類、有機物などを含まない清浄な水を使用。
- 使用水量は、材質温度、環境温度、ミキサの形式、練り量などにより、変化するので予め試験練りを行う。
- 練混ぜには、モルタル専用高速ミキサか900rpm以上のハンドミキサを使用。

4. 注入・充填
- グラウトは自重圧工法またはポンプ施工により片側から注入・充填を開始し、流出側からモルタルがあふれ出るまで連続的に注入。巻込み空気や未充填部が残らないような処置を行う。

5. 養生
- グラウト施工終了後、モルタル表面を養生マット等で覆って直射日光や風の影響を避け、絶えず湿って入る状態に保持。養生期間は3日間を標準とし、グラウト材の温度を5℃以上に保つ。

6. 型枠の取り外し
- 型枠の取り外しは、グラウト材が十分に硬化し、かつ型枠に膨張圧の拘束が不要になってから行う。
- 型枠取り外し後、グラウト部と既存コンクリートとの取り合いが隙間なく施工されていることを確認する。
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