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セラパックシステムの概要

セラパックシステムは、カルシウムイオンの作用を主体とする化学反応の連鎖により、石灰とアスベストを凝結させ、最終的には石灰岩化させることを特徴とする、アスベスト処理のシステムです。

■ 認定書及び証明書の取得

  • 国土交通大臣による建築基準法第37条 第二号の規定に適合する認定書
  • 特定非営利活動法人湿式仕上技術センターによる 防火材料等の国土交通大臣の認定証明書
  • 財団法人ベターリビングによる建設技術証明書
    -吹付けアスベスト粉じん飛散防止処理技術 「セラパックシステム(封じ込め工法)」

■ 特許

  • 基本特許:国際特許出願 PCT/JP2005/009186
  • 特許:特願 2005-344952 特許:特願 2005-379154

【 アメリカでのアスベスト処理の動向 】

米国環境保護庁(EPA)は「アスベスト含有材料の運用および保守に関する建物所有者のための手引き」(日本石綿協会訳)において「事実3:アスベスト除去は、建物の所有者にとって必ずしも、アスベストの暴露量を減らすための最良の措置とはいえない。実際、不適切な除去によって、それまで何もなかった所にかえって危険な状況を作り出すおそれがある」と指摘しています。

そして それに続き「アスベストの性質上、その除去作業はアスベスト繊維の気中浮遊濃度を高めることが多い。あらゆる安全措置が適切にされない限り、除去作業は関連疾病ののリスクを下げるどころかかえってこれを高めることにもなりかねない」と述べています。
実際、アメリカでは、当初アスベスト除去が行われていましたが、アスベストの気中濃度が悪化する事態が生じたため、15年前に対策を立て、建物の解体までアスベストには触らないか、または封じ込めを行うことになったと言われています。

■ セラパック処理反応の様子

【 現状 】

現場写真 模式図 説明
建造物の柱・梁・天井に吹き付けられたアスベストは、 左図のように1本、1本アスベスト繊維が露出、遊離した状態にあります。
その為、とても飛散しやすいのです。

【 1.第一段階 セラパックⅠ液を塗布 】

現場写真 模式図 説明
上記の様な状態のアスベストにセラパックⅠ液を塗布します。 セラパックⅠ液は内部に浸透し、高分子薄膜に覆われます。 また、セラパックⅠ液はカルシウムイオンや植物油を含有するため、乾燥とともに有機金属化合物が形成され、アスベスト封じ込め効果をより高めます。

【 2.第二段階 セラパック2液を塗布 】

現場写真 模式図 説明
セラパック2液のカルシウムイオンは、高分子薄膜のエステル結合を介してアスベストと強固に結合し、石灰と一緒にアスベストを凝結させます。

【 3.第三段階 セラパック処理完了 】

現場写真 模式図 説明
このようにアスベストは石灰に包まれる形で凝結。 さらに大気中の炭酸ガスを取り込んで最終的には石灰岩化します。 石灰岩化したとき、アスベストは無害化しているので 土に戻す事も可能になるのです。

■ セラパック施工後の様々な劣化促進試験の様子

セラパックシステムの安全性を実証するために様々な試験を実施しました。

アスベスト処理:資料請求

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