あと施工アンカーの分類
あと施工アンカーは材質・固着方式・施工方式などにより細かく分類されます。
それぞれの特長を踏まえた上で現場環境を考慮し、取付物に最適なアンカーを選定しなければなりません。
特に材質選定にあたっては注意が必要で、塩害地域などサビやすい環境においてはステンレス製アンカーが使用されています。
■ 金属系アンカーの分類
金属拡張アンカーはアンカーの拡張部を拡張させる方式により打込み方式と締付け方式の2種類に大別されます。

■ 接着系アンカーの分類
接着系アンカーは接着アンカーとその他のアンカーに大別されます。接着アンカーは、コンクリートの母材に設けた孔に接着剤を充填する方式により、「カプセル方式」と「注入方式」の2つの型に分類されます。
カプセル方式については施工方法により2種類に、注入方式については調合方法により2種類分け、カプセル方式では更にカプセルの材質により細かく分類されます。
なお、接着剤の主剤には、有機系を無機系があります。

■ その他のアンカー類
「その他のアンカー類」とJCAAで規定している「あと施工アンカー」の分野において、金属系アンカーおよび接着系アンカー以外のものをいい、母材の片側より取付物の取付施工ができる構造を有するアンカーをいう。
金属系
本体または強度を発生させる部分が鉄鋼または非鉄金属により構成されているものをいう。
プラスチック系
本体または強度を発生させる部分がプラスチック構成されているものをいう。
特殊系
金属およびプラスチックなどにより複合的に組み合わされており、金属系およびプラスチック系として明確に分類できないもの、あるいは前記以外の材料で構成されているものをいう。





